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胎安神社



香取神宮



笹竜胆



梅宮大社



子持ち松



不老長寿の杉



社殿造営用材図説



棟札(享保18年)


「源頼敦の書」
社号額(江戸時代)

「元明治神宮宮司の書」
社号額(明治時代)

「婦人のお産、産湯の絵図」
報賽額(江戸時代)


奉納札

創建は、奈良時代、天平宝字6年9月(763年)と伝えられています。
西暦741年の聖武天皇の勅願により、国分寺、国分尼寺が全国各地に建立されました。常陸国府中(石岡市)に建てられた20数年後の頃です。 


社伝によると、御神体は、鏡(藤原政重の銘)で、初めは、下総国香取神宮の神(経津主命ふつぬしのみこと)を祀り、相殿(あいどの)に、山城国葛野郡(京都嵐山)梅宮大社の御分霊として、胎内安全の神(木花咲耶姫命・このはなさくやひめのみこと)を祀りました。
この時、4月8日(現在は3月3日)を胎安神社の例祭と定められました。

天喜2年(1055年) 鎮守府将軍陸奥守・源頼義、義家父子が、奥州征討の時、隣村の下雫村(下志筑)在陣中に、胎内安全、安産子育守護の霊験著大なることを聞き、都にいる御内室の懐胎を遥想されて、神主を招き、安産祈願を執り行いました。
康平6年(1064年) 大任遂行の帰路、当社と子安神社に奉賽(ほうさい)すなわち、お礼参りをされました。この時の「太刀一振り」の
奉納札が残っています。
その後、義家の嫡男誕生の9月9日を記念日として祭日に定めたとされています。 

尚、この時以来、義家の家紋である
笹竜胆 (ささりんどう)の紋章の使用を許されました。
その後、常陸国内は、戦乱が続いたためか、数百年間の詳しい社伝がありません。1500年頃から、遷宮、改修(※)、裁許(宮司任命状)、安産祈願、奉賽などの記録が、棟札、古文書などに残っています。
天文4年(1536)11月遷宮(第21?22代宮司の頃)

慶長7年(1602)慶長検地で、検地奉行・彦坂小刑部を、23代宮司が志筑領内を案内しました。
元禄8年(1696)4月遷宮(第26代宮司の頃)
享保3年(1719)12月改修、改築(第27代宮司の頃)
享保18年(1733)遷宮(第28?29代宮司の頃) 
宝暦年間(1751年〜)に書かれた神社位置を示す
「由緒絵図」※クリックして下さいが現存しています。(27代宮司の署名)
明和8年(1771)年、第30代宮司の頃、現在の場所に遷宮しました。(現存する社殿) 

この時期以降、志筑領主本堂公代々の安産祈祷記録のほか、府中藩主・松平公、土浦藩主・土屋公の安産祈願をした古文書が存在しています。
明治6年4月村社(※)に列されました。
明治22年1月9日社殿の屋根を銅板に葺替(ふきかえ)
昭和27年8月22日宗教法人設立。
昭和31年2月8日神社本庁の承認を得て、香取神社の相殿になっていた胎安神社を正式に、「胎安神社」と改めました。
神社を管轄する国の役所から交付される「裁許状(宮司任命書)」は、1499年(第20代宮司)以降、断続的に記録が残されています。

※遷宮:本殿を移設すること、改修は、建築、改築、双方の意味があります。   
※村社:明治初期に全国神社に付された社格(序列)で、「官社と民社」に分けられ、民社は、上位から、府県社、郷社、村社、無格社となっていました。

子持ち松

神社の歴史と共に成長してきたご神木ですが、今から百数十年前(明治時代)に、惜しくも枯れてしまいました(当時樹齢500年)。「石(子)を抱いた珍しい松」ですが、その後も、ご利益(りやく)に、あやかるために、お参りに来られる方が続いています。
本殿東側にあり、その霊験から「月々に子持ちの松をいだきなば、子なき婦人も子持つとしれ」という歌も伝えられています。子がなく淋しい思いをした方も、今は、希望がかなって、平和な生活を続けられている人たちが、「お礼参り」として参詣しております。

不老長寿の杉 

拝殿前にあり、根元が固められているためか、成長が遅く、樹齢が経っている割に、大木ではありません。
杉皮の一片を衣服に縫い入れ着用すると、長寿を保ち、常に溌剌たる元気を保ち続けられると言い伝えられています。数十年前、落雷に遭い、生命が危ぶまれましたが、見事に立ち直り、今なお健在です。

報賽額と奉納額
拝殿の内外には、歴史を語る、額が掲げられ、棟札や奉納札なども残っています。江戸時代、明和年間に、現社殿造営で、志筑領の村々が、分担して、取り組んだ様子が描かれた絵図があります。

棟札(むなふだ・・改築などの記録)
奉納額
 
 

江戸時代以降の遷宮、改築の棟札や奉納記録が残っています。

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胎内安全・安産育子
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